GREETING
ご挨拶
1997年の深圳、28歳の私は中国ビジネス最前線に飛び込みました。日本からの初駐在員として出向したネジメーカーは、日中合弁とは名ばかりの「淘汰されゆく中国国営工場」でした。中国産業の中心が目まぐるしく変化する中、苦難の連続を乗り越え、そのメーカーを再生することができたのは、日本から単身乗り込んできた若造と力を合わせて頑張ってくれた中国人の仲間たちの存在があったからこそ、でした。
自社が生産する商品に縛られず、「本当に良いMade in China」をフリーハンドでご提案することで日中のお取引様に恩返しをしたい−−。私自身の経験や火傷・怪我を通じて培ってきた、中国材料・部品・機械の人脈と情報を幅広いお客様と共有して、日本企業と中華圏とがWin-Win関係を構築しながら、グローバル競争に勝ち抜いていくお手伝いとしたいという思いから起業に至りました。
私たちに取り扱うことができる商品は、金属業界の中でもニッチと言われる領域の、更にニッチな一部分のみです。しかし、これらは実体験に基づくものばかり、その製造元も「安心して長期的な信頼関係を築くことができる」と判断したメーカーに限定しています。
・今まで自ら経営に携わってきたメーカー各社の「これだけは絶対に負けない」というコア商品
・メーカー目線で見た同業他社の「怖い商品」
・自分たちが実際に使ってきて「これならば、安心安全で且つ価格競争力がある」と自信を持って言える材料・機械
米中の覇権争いが深刻化し、「世界の工場」とどうつきあっていくべきかがすべての企業に問われています。それでも中国から調達するべきものは何か。真に有力なサプライヤーは中国のどこか。あるいは、中国以外からの調達に切り替えるべきものは何か、そして、その新しいサプライヤーはどこか。私たちは「その時点での最適解」を提案し、東アジアに新たな橋を架けるお手伝いをいたします。
横田インターナショナル株式会社
代表取締役 横田 武